「ひどいな、ここも」

こちらは9月22日、消防庁の要請を受けて救助活動に向かった県消防防災航空隊が輪島市内で記録した映像です。

「ここの川も決壊しとる。すごいことになっていますね」

映像には、河川が氾濫し、田んぼに水が流れ込んでいる様子などが確認できます。

航空隊が向かったのは輪島市の避難所となっている東陽中学校です。

そこには、避難者が3人いました。

3人とも意識はあるもののかなり疲弊しているようにみえます。

避難者の一人は布に包まれ隊員が数人がかりでヘリコプターに乗せて、病院に運びました。

県防災航空センターによりますと消防防災航空隊は、おとといときのうも豪雨被害を受けた能登地方で救助活動をおこなっていて、引き続き、要請があれば出動するということです。