きのうまでの大雨は、県内各地に影響を及ぼしています。
7月の大雨で大きな被害を受けた酒田市北青沢地区では、住民が不安な生活を余儀なくされています。

酒田市・北青沢地区です。きのうまでの大雨で地区を流れる荒瀬川が増水し、茶色く濁った水が勢い良く流れています。
地区ではけさから、7月の大雨でまだ片付いていない泥のかき出し作業が行なわれていました。

住民は「怖かった。また同じことが起きる不安があった」

酒田市ボランティアセンターによりますと、大雨の影響でおとといときのうは活動を中止していましたが、けさは95人のボランティアが八幡(やわた)地区を中心に泥だしや家財道具の運搬などを行っているということです。

住民は「色んな方々から応援してもらってありがたいばかり。災害としては大きな災害なので、まだ復興途中だが地に足をつけながらがんばりたい」

復旧のさなかで発生した再びの大雨。今回は大きな被害こそありませんでしたが住民の不安な日々が続きます。