鳥取県米子市の海岸で遺体で見つかった3人について、海に行くと言って出かけたまま行方が分からなくなっていた米子市に住む親子であることがわかりました。



身元が判明したのは、米子市に住む41歳の自営業の男性、36歳の無職の女性、7歳の小学生の男の子です。

警察によりますと、「4日午後3時半ごろ、海へ出かけた家族3人が帰らない」と家族から届け出があり、行方を捜していました。

この家族の車が米子市の弓ヶ浜海岸で見つかり、海上保安庁が近くをヘリで捜索していたところ、5日午前8時半ごろ、近くの海上や海の中で3人の遺体を発見しました。

男性は海岸から200メートル沖合の海上で、女性と子供はそれぞれ、海岸から50メートル、10メートル沖合の海中で見つかりました。

男性はラッシュガード、女性はTシャツと水着、男の子はラッシュガードと水着、ゴーグルをつけていたということです。

4日午後3時から5時の間の現場周辺の風の状況は東の風6メートルだったということです。

近くに住む男性
Q海水浴をしに来る人はよくいる?「結構多いですね。その辺のビーチで。」

境海上保安部によると、この海岸は監視員がいる海水浴場ではありませんが、遊泳禁止エリアではないということです。

警察は事故・事件の両面で捜査を進めています。