地方創生について考える講演会が、山梨県甲府市で開かれました。
この講演会は、山梨県立大学の地方創生人材を育成する教育プログラム・PENTASの一環として開かれたものです。
講演では、元立教大学大学院の教授で哲学者の内山節さんが、今の経済社会の仕組みは地域社会と相性が良くないことや、経済発展しなくても協力しあえる経済圏をどう作るかが課題であると話しました。
また、日本は伝統的に人間と自然、人間と神仏などの関係が社会をつくっていて、生きている人同士で社会をつくるというヨーロッパと発想が違うと説明しました。
訪れた人は、熱心に耳を傾けメモを取っていました。