レバノン全土で、イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」のメンバーが所有する通信機器が爆発したことを受け、ヒズボラの指導者・ナスララ師は、イスラエルによる「宣戦布告だ」として報復を宣言しました。
ナスララ師は19日、ヒズボラのメンバーらが所有するポケベル型の通信機器やトランシーバーが2日連続で爆発し、3000人近くの死傷者が出たことを受けて、テレビ演説を行いました。
演説で、ナスララ師は一連の爆発はイスラエルによるものだと断定し、「あらゆるレッドラインを越えた」と強く非難しました。
そのうえで、「敵は道徳や法律などを度外視した」などと述べ、通信機器を爆発させるという攻撃はレバノン国民や国の主権への「宣戦布告だ」として、今後、報復攻撃を行うことを宣言しました。
こうしたなか、イスラエル軍は19日、レバノン南部に対して激しい空爆を行い、ヒズボラのロケット発射台30台を破壊したと発表しました。
イスラエルのガラント国防相は、今後もヒズボラに対する軍事行動を継続するとしていて、双方の攻撃の応酬が一気に激化することが懸念されます。
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