中国の深セン市で日本人学校に通う男子児童が登校中に刃物で刺され死亡した事件を受け、学校長が取材に応じ、「元気で活発な子だった」と亡くなった児童を悼みました。
18日、中国南部の広東省深セン市で、保護者と徒歩で登校していた日本人学校の男子児童(10)が男に刃物で刺され、死亡したことを受け、19日午後、学校が臨時の保護者会を開きました。
学校長や広州市の日本総領事館によりますと、オンラインを含め保護者292人が出席しました。学校側からは今後の警備強化などについて説明が行われたほか、保護者からも協力を申し出る声があったということです。
保護者会の終了後、取材に応じた校長は亡くなった児童について「元気で活発だった」と悼みました。
深セン日本人学校 塚本昌夫 校長
「元気で活発なお子さんと聞いております。動物が好きで、命を大切にするお子さん」
一方、家族とともに深セン市に駐在している日本人がJNNの取材に応じ、事件を機に家族の帰国も検討していると話しました。
深セン駐在の日本人男性
「どのタイミングで(子どもを)日本に帰国させて教育を受けさせるか悩んでいたところですが、再度考えないといけないというターニングポイントになると強く思う」
こうしたなか、金杉憲治中国大使は19日、深セン市の副市長に対し、日本人学校の警備の強化に加え、「真相が明らかになって日本人社会と共有することが安心感につながる」と、情報を共有するよう申し入れを行ったということです。
副市長は「最大限努力する」と応じたということです。
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