2024年10月から「ジェネリック医薬品」がある薬で「先発医薬品」を希望した場合、2つの医薬品の価格差の4分の1相当を上乗せして支払わなければなりません。

例えば、「先発医薬品」の価格が1錠100円で「ジェネリック医薬品」の価格が1錠60円の場合、差額40円の4分の1である10円を上乗せして支払わねばいけないということです。

馴染みのある薬でいうと、乳幼児やアトピー性皮膚炎の患者などが使う「ヒルドイド」は患者負担が3割の場合、1つおよそ60円プラス。
また花粉症患者の強い味方「アレグラ」は、5日分10錠でおよそ110円プラスになるということです。
塗り薬や飲み薬だけでなく、湿布なども対象で、厚生労働省は1095品目を対象としています。
一方で、医師の判断で先発医薬品を処方するケースや、薬局にジェネリック医薬品の在庫がないときなどは、対象外になるということです。

【牡丹山薬局 石井陽介 店長】
「もちろんジェネリック使ってもらっても構いませんし、ご自身で先発医薬品が良いということであればそちらでも構いません。薬局では十分な説明をさせてもらいたいと思いますので、ぜひそういった選択をしてもらいたいと思います」
