モットーは「楽しんで働く」
ナシを無駄なく有効活用したいとアイデアを出し続ける「梨王子」近江貴之さん。
利府おもて梨園 近江貴之さん:
「人生そのものになっている。仕事としてもちろん、かけがえのないもの。長く頑張って、利府町の梨農家はかっこよくて楽しくて、きちんと稼げることを示していきたい」

新人農家の挑戦は、始まったばかりです。

「楽しんで働く」という思いから、ナシの栽培と販売だけではなく柔軟な発想で様々な活動に取り組む近江さん。利府町内のナシ直売所の多くは午前中から昼頃に営業しているところを、近江さんの直売所では正午から店を開き差別化を図るなど、営業時間でも工夫を凝らしているということです。
近江さんによりますと、ことしは安定した降水量のため、甘味が強いみずみずしい梨が出来上がったといいます。近江さんの経営する利府町春日の「利府おもて梨園」は、火・木・土・日の正午からオープンしています。