三木さん:
「50m走り切れない子もいるし、全力を出し切れない子が多いように感じる」
この懸念は子どもの体力テストに表れています。
小学生から高校生を対象にした昨年度のテストで、県内は「握力」「上体起こし」「シャトルラン」の得点が過去10年で最も低かった学年が多く、県教育委員会は持久力や筋力に課題があると分析しています。
三木さん:
「感染症の流行と昨今の異常気象で外出機会が減少したこと、スマホやタブレットなどスクリーンタイムが増加してしまって運動機会の減少につながっている」

そこで筋力や持久力のアップにつながるメニューも重視し、総合的な運動能力の向上に取り組んでいます。