元台風13号や14号の間接的影響で大気の状態不安定続く

秋雨前線に伴う雲の帯が東北地方に延びています。また、朝鮮半島北部から日本海中部を経て北陸付近に延びる雲があります。

これは、大陸に進んだ元台風13号(熱帯低気圧)により、暖かく湿った空気が流れ込んでできた雲で、19日にかけて、北陸付近で局地的な激しい雨や非常に激しい雨をもたらす要因となりそうです。

また、太平洋高気圧は次第に後退する傾向で、21日以降を中心に秋雨前線が北陸付近まで南下する見込みです。

台風14号は20日までに大陸へ進みますが、太平洋高気圧の後退、秋雨前線の南下に伴い、台風14号由来の暖かく湿った空気が北陸付近まで流れ込む可能性があります。