「脳がちょっと壊れた感じ」

(ディジュリドゥ奏者・画家 GOMAさん)
「2009年に交通事故にあって、脳がちょっと壊れた感じ」

高速道路で追突事故に遭い、病院に運ばれたものの、大きな外傷がなく、当初はそのまま帰宅したといいます。ところが…。

(ディジュリドゥ奏者・画家 GOMAさん)
「意識が戻った後しばらくは、もう自分がミュージシャンだっていうこともちょっと分からないぐらいの状況になっちゃていたので」

数分前の記憶が突然なくなったり意識を失って倒れたりするようになったといいます。事故から半年後、精密検査で脳の数か所が損傷した高次脳機能障害だったことが判明しました。

(ディジュリドゥ奏者・画家 GOMAさん)
「なんで僕がこんな目に合わなきゃいけないんだろう。なんで僕だけしんどい思いをしなきゃいけないんだろうとか」

重い障害と生きることになったGOMAさん。不思議なことが起こります。事故から2日後、娘の筆を持って絵を書くようになっといいます。描くモチーフは光。

(ディジュリドゥ奏者・画家 GOMAさん)
「これはタイトルが『最果ての光』。(意識を取り戻す時)自分が認識できている中で、一番遠いところの光です。ここからいつも意識が戻る時の記憶が始まる」