川の事故や災害時などに備え、富山消防署高度救助隊と富山県消防防災航空隊が連携して救助訓練をおこないました。

18日に行われた訓練は、富山消防署高度救助隊と県消防防災航空隊が連携しておこなったもので、両隊員あわせて14人が参加。

訓練では、およそ1メートルの高さでホバーリングした消防防災ヘリ「とやま」から高度救助隊員がジェスチャーを使って安全確認しながら地上に飛び降りる一連の流れを確認しました。

富山消防署によりますと、4年前から現在の消防防災ヘリの運用が始まり、富山市消防局管内ではこれまでに98件出動。

今月10日にも神通川で流された釣り人を救助したということです。

富山消防署高度救助隊・吉田昌司隊長:「災害はいつ起きるか分かりません。限られたヘリコプター、限られた人員を有効に活用して救助活動にあたるためにはこういった訓練を継続して有事の際に万全を喫したいと思います」