季節はずれの話題です。17日は鹿児島県内の各地で気温が30度を超え、厳しい残暑となりましたが、肝付町では桜の花が咲きました。

桜の花が咲いたのは、肝付町の波野小学校と隣接する波野中学校です。波野小学校の岩下勝也校長によりますと、17日昼前に白い花が咲いているのに気づきました。

小学校で2本ほど、中学校では4本ほどの桜の枝の高い部分に花が咲いています。この木は春に満開になる品種で、去年はこの時期に咲いていなかったということです。

(児童)「珍しいですね」

(波野小学校・岩下勝也校長)「運動会が10月27日にあるので、涼しさを味わいながら、運動会の練習に頑張れたら」

肝付町の17日の最高気温は31.9度の真夏日で、なぜ咲いたのかは分かっていないということです。

そして、こちらも、風に揺れる淡いピンク色の花。いちき串木野市八房の道路わきにある桜です。

木の高さは5メートルほどで、近所の住民によりますと、毎年、この時期に花を咲かせるそうです。

秋に咲く桜の品種は「アーコレード」や「十月桜」があり、いずれかの品種とみられています。つぼみもいくつか見られ、今月いっぱいは楽しめそうです。