焦っているんですよ。若手が入ってこない

1962年には県の無形民族文化財にも指定された「太平踊」は、現在、2つの保存会によって受け継がれています。

このうち、およそ30人のメンバーが活動する日南市今町泰平踊保存会。
音楽を奏でる囃子方のほか、武士姿と従者姿の踊り手で構成されていて、月2回、、練習が行われています。

そんな保存会が今、抱えている問題が高齢化による担い手不足です。

現在、メンバーの平均年齢は60歳を超えていて、「泰平踊」は存続の危機に直面しています。

(日南市泰平踊今町保存会 土屋絋志会長)
「もう焦っているんですよ。若手が入ってこない。どんどん会員が少なくなる。将来、どうするのかと…」