今年の豊作に感謝し来年の豊穣を願う石垣市川平の結願祭(きつがんさい)が15日に行われました。

川平の結願祭は、集落の近くにある御嶽で地区民総出で奉納芸能を演じます。

はじめにミルク神を先頭に出演者全員が拝所の境内を練り歩いて場を清める儀式が行われました。

続いて2人1組で演じる独特な太鼓を川平小中学校の児童生徒が披露し、観客から大きな拍手が送られていました。

また、3人で演じる迫力満点の棒術や、船を漕ぐカイやクワを武器として使った棒術などが次々と披露されました。



さらに石垣島で最も古いと言われている獅子舞も登場し、会場はドラと太鼓の音に包まれていました。(15日 八重山通信員 吉田永吉)