沖縄の文化を学び交流を深めるため、ブラジルの県系人が研修生としてうるま市に着任しました。

うるま市では海外に移住した市内出身者の子孫を対象に沖縄の伝統や文化を学ぶことを通して国際交流を図ろうと研修生として受け入れる事業を毎年実施しています。

今年はブラジルのサンパウロ市から県系4世の安慶名ジオゴ昭夫さんと県系3世の照屋セリネゆみさんの2人の研修生を迎えました。



このうち安慶名さんはブラジルで県系人らによるエイサー団体に所属していて、エイサーの本場で沖縄の文化をより深く学びたいと抱負を語りました。

また大学で映像学を専攻している照屋さんは、ブラジルと沖縄のつながりをテーマにドキュメンタリーを制作したいと意気込んでいました。

2人の研修生は12月5日まで市の内外で様々な体験を通して沖縄の文化や歴史などを学ぶことになっています。(12日 中部通信員 高瀬弘行)