フードロス削減や地元の人たちとの交流を図ろうと、カターレ富山で活躍したアスリートが「子ども食堂」を開催しました。

富山市の飲食店で開催されたこの「こども食堂」を企画したのは、昨シーズンまでカターレ富山で活躍した、柴崎貴広さん。今は富山市内のサッカークラブで活動しています。

きょうの主なメニューはカレーライス。親子連れなどおよそ50人が訪れました。

この子ども食堂は、柴崎さんに賛同した飲食店をはじめ県内外およそ30の事業所が協力し会場や食材、食器まで提供することで実現しています。

そんな柴崎さんが「子ども食堂」を始めたきっかけは現役時代に家族と離れ単身で富山に来た経験でした。

柴崎貴広さん:
「食事を1人で食べることが多かったんですけども、だんだん寂しいなっていう思いが出てきて、1人で食事をしている子どももいるっていうのを聞いたりしてたので、何かできないかなっていうので」

去年11月から始めて月に1回程度のペースで開催、今後も続けていきたいとしています。

柴崎貴広さん:
「もうすぐ始めて1年経ちますし、また変わったなにか(活動を)できたらなと思いますし、色んな人に声をかけたり協力できたらなっていう風には今思ってます」