きょう9月16日は敬老の日。「多年にわたり、社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」と言われています。きょうは、ご長寿の中でも100才以上に注目します。
100歳以上の方が増えた理由として、医療や介護の充実が挙げられると言います。山口県内では、人口約130万のうち、100歳以上は1576人。山口県内最高齢の人にお会いしてきました。
小田浩史アナ
「今日はよろしくお願いします」
粟田千年さん(111)
「誰かいね、ちょっと誰かいね」
小田アナ
「そうですよね、初めまして。テレビ山口の小田浩史と申します」
粟田さん
「あっ、そうですか。ご苦労様でございます私は粟田千年(あわた・ちとせ)。千年と書いて粟田千年と申します。

山口県公認の県内最高齢おばあちゃん、粟田千年さん(111)です。
小田アナ
「今日は千年さんにとって特別な日と…」
粟田さん
「私の誕生日でございましょう」
小田アナ
「誕生日なんですね、おめでとうございます。」
粟田さん
「ありがとうございます。皆さんからよく可愛がって頂いておりますから、私は本当に幸せな人生だったと思って感謝しております」
1913年・大正2年 8月20日生まれの111歳。現在は施設で生活しており、娘の伸子さんと共に、お話を伺いました。
粟田さん
「こんなにも長生きして、山口県1位になったとか不思議なような気がいたしますけど」
小田アナ
「私は25歳なんですけど、人生の大先輩としてアドバイスを頂けないですか」
粟田さん
「私の物の考え方は、物を善意に解釈すること、私のモットーとする所です。自分がダメじゃったとかいうことを思わんように、前向きに前進することが大事と思います。何もかもみんな、自分のいい事ばっかりがあるはずがない。主人が早く死んだのは、これはしたかないですいね」

