科学的な視点から勉強とスポーツの文武両道を考えるフォーラムが開かれました。

長野市の信州大学で行われた教育フォーラムは、スポーツ科学を研究する専門家など4人が、文武両道について意見を交わしました。

この中で、平昌五輪の金メダリスト、小平奈緒さんを指導した信州大学の結城匡啓教授は、短い時間を活用する「瞬発力」を磨くことが人生を豊かにすると話しました。

(結城教授)
「学生たちに言ってきたのは人生の瞬発力を磨けという言葉です。短時間でどれだけの仕事ができるか、これが人生の瞬発力だと励ましてきました」

専門家たちは合理的なトレーニングや体の動きを言語化することが競技力の向上と関りがあるとアドバイスし、参加した小学生や保護者、指導者など、およそ100人が熱心に耳を傾けていました。