12日、富山大学付属病院でシステムに不具合が生じ、診察や診療ができない状態となりましたが、13日から診療を再開しています。

これは富山大学附属病院で電子カルテのシステムが故障しほとんどの診療科で終日、受け付けや診療ができない状態となったものです。

システムは12日の午後5時半までに復旧したということですが、予約患者など少なくとも1500人に影響が出たほか、予定していた手術のうち、中止したものが数件あったということです。

病院によりますと、二重化している機器の両方が同時に故障したことが原因で、その確率は年間0.0086%という極めてまれな現象だということです。

サイバー攻撃など外部からの影響は確認されておらず、個人情報の漏えいの可能性はないとしています。

病院では13日から平常通り診療を開始しています。