富山市内の美術館で、13日から歴史的な日本刀を集めた企画展が始まりました。
この企画展は、歴史に残る日本刀や甲冑に秘められた物語を紐解きながら、刀の魅力を紹介するもので、上杉謙信や明智光秀などの名だたる戦国武将が愛用した刀など61点が展示されています。

中でも、平安時代中期に活躍した刀工・三条宗近が制作した太刀は、豊臣秀吉が京都の愛宕神社に奉納したと伝えられる刀です。

また、名刀を作り上げた3人の刀工・「天下三作」に数えられる、魚津市出身・郷義弘の刀など銘品の数々が展示されています。

この企画展は富山市の秋水美術館で12月1日まで開催されています。
