9月とは思えないような連日の暑さ。長期間、暑い日が続くことで、注意したいのが“肌の夏バテ”です。どんなケアが必要なのでしょうか?
猛暑続きで肌も夏バテ 夏バテ肌のサインは

井上貴博キャスター:
12日の東京の最高気温は34.5℃と猛暑日目前となりました。今年だけでも12日時点で猛暑日は19日(例年4.8日)と全国的に増えています。
肌トラブルの「夏バテ肌」をどう改善していくべきなのでしょうか。“肌がつっぱる”、“化粧水がヒリヒリ染みる”、“目周りの乾燥がすごい”などの声がSNSで見られました。

池袋西口ふくろう皮膚科クリニックの藤本智子院長によると「これらはすべて肌のバリア(角質)が壊れた状態。“夏バテ肌”のサインの可能性があります」とのことです。

主な原因は、汗を強く拭くことで摩擦で肌が刺激され、紫外線を浴びてしまうことです。また、室内ではクーラーの風により乾燥してしまいます。この繰り返し、蓄積で“夏バテ肌”になりやすいということです。
ホラン千秋キャスター:
春になると花粉で顔中がイガイガして、夏になると夏バテ肌で、秋・冬になるともっと乾燥して…という、いつが良い時期なのかというと非常に難しいですが、その都度合ったケアをすることが大事ですね。

スポーツ心理学者(博士)田中ウルヴェ京さん:
確かに冷房が良くないのはわかります。肌がかさつくというか、パリッとした感じになります。新幹線に乗って名古屋に着いた途端にバリバリになっている実感があります。
井上キャスター:
ただ、これだけ暑いと冷房をつけないとやってられないです。熱中症対策の方が命に関わります。その中でどういうことに気をつければいいのでしょうか。

【クーラーによる乾燥】
加湿器・濡れタオル(湿度50%~60%)
【汗による刺激】
ゴシゴシふき取る NG
優しくふき取る OK
【肌のダメージ回復】
十分な睡眠(5時間以上)