事実上、次の総理大臣を決める自民党の総裁選挙がきょう告示されました。今の制度が導入されてからでは最多となる9人が15日間にわたって論戦を繰り広げます。
自民党総裁選に立候補した9人は演説会の中で、総理・総裁になったら何を目指すのかを訴えました。
高市早苗 経済安保担当大臣(63)
「真っ先にやらなければならないことは、国民の皆様にしっかりと信頼をしていただける自民党に生まれ変わるということ。Let’s be reborn」
小林鷹之 前経済安保担当大臣(49)
「日本を世界をリードする国にする。そして、他国の動向に右往左往しない真に自立した国にする。世界から信頼され、必要とされる日本を作っていきます」
林芳正 官房長官(63)
「『困ったときの林芳正』、こういうふうに言われたこともございました。経験と実績をこの党のために、そして何よりも愛する日本のために使い切りたい」
小泉進次郎 元環境大臣(43)
「時代の変化に取り残された日本の政治を変えたい。長年議論ばかりを続け、答えを出していない課題に決着をつけたい。私はやるべき改革を断行する覚悟です」
上川陽子 外務大臣(71)
「今こそ、構想力、そして決断力を持ち、そして国民の思いに共感できるリーダーが求められていると考えます。日本の新しい景色を皆さん一緒に作ってまいりませんか」
加藤勝信 元官房長官(68)
「私は『国民の所得倍増』に私の全てをかけて取り組んでまいります。どうか皆さん、新しい日本を切り開くために、ともに頑張っていこうではありませんか」
河野太郎 デジタル大臣(61)
「耳触りのいいことだけの議論でこの総裁選、終わらせてはいけません。しっかりと難しい問題も国民の皆様にきちんと説明をし、国民の皆様はそういう議論を待っているんだと思います」
石破茂 元幹事長(67)
「国民を信じる自由民主党、そして国民から信頼される自民党、未来を切り開く自由民主党でありたい。心からそういうように願い、 最後の挑戦のご挨拶といたします」
茂木敏充 幹事長(68)
「目標掲げ、チームを束ね、結果を出す。これが私が目指す新しい政権の姿です。結果にコミットをしていきます」
投開票は今月27日に行われます。
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