新潟市 西蒲区にある岩室温泉では9月6日が9と6の『くろ』にちなみ、去年『岩室温泉 黒湯の日』に制定されました。
この日のイベントで岩室芸妓と岩室温泉の女将が初めて和太鼓を披露しました。音色に込めた思いとは。
新潟市 西蒲区で開催された「黒湯の日祭り」去年制定された「岩室温泉 黒湯の日」を記念して行われたもので、今年で2回目です。

オープニングセレモニーで初めて披露されたのは…
岩室芸妓と女将による和太鼓です。

岩室温泉は新潟県内の芸妓発祥の地で、江戸時代からの伝統があります。

50年ほど前には100人が在籍していましたが、お座敷の数が減少し、現在は4人にまで減りました。

この岩室を盛り上げるため岩室温泉の女将と一緒に、和太鼓の稽古をおよそ1年間練習に励んできました。

力強さに加えて、息の合った音が会場に響き渡ります。
【イベント参加者】
「芸者さんの(太鼓)は初めて聞きました。本当によかったです」

「忙しい中に練習していて、素晴らしい演奏が聞けて良かったと思います」

初演奏を終えた岩室芸妓は…
【芸妓歴約25年 ゆりさん】
「今までお稽古してきた中では一番だったと思います」

【芸妓歴約50年 てつこさん】
「あっという間でした。もうちょっとアンコールがあったらなと。一生懸命稽古できましたしね。本日を迎えられたことに感謝します」

【高志の宿 高島屋 高島基子 女将】
「この次の形をどうするかというところで、例えば芸妓さんたちがお座敷で太鼓を叩いてくれという希望をもらう必要があります。またここから少し頑張って考えていきます」

イベントでは、西蒲区を拠点に活動する「越王太鼓(こしわだいこ)」のパフォーマンスや、新潟市出身のグラビアアイドルで温泉ソムリエの資格を持つ高橋凛さんのトークショーなども行われ、ともに『黒湯の日』を祝いました。















