能登半島地震の後、環境の変化などで認知機能が低下し、認知症となる高齢者が増えることが懸念されています。このため、金沢大学の研究チームが今、七尾市で高齢者を対象に頭部の詳しい検査を行なって、因果関係を調べています。

金沢大学では認知症の早期発見や、治療法、予防法を確立させるため、2006年から七尾市中島町で認知症に関する定点調査を続けています。さらに2024年4月からは、地震後の環境の変化が高齢者の認知機能にどのような影響を与えているかを新たに調査しています。