■授業は「仕方ないって諦める」 学校に対する10歳なりの葛藤と考え

将来に夢が膨らむ都央くんですが、実は困っていることがあります。それは学校生活です。

学校の話をしてくれる都央くんとお母さんの純子さん


IQ154の“ギフテッド” 小林都央くん
学校は今でも嫌な場所ですし、つらい場所でもあります。話が合わない強制させられてるみたい。学校を悪く言うわけじゃないんですけど、僕には合わないなって思って。でも行かなきゃいけない感じなので、行けるときは行く。そういう感じで登校しています」

毎日6時間の授業はつらいので、その日の気分や体調に合わせて半日だけ登校したり、1週間の半分は休んだりしています。
算数や理科などはプログラミングにも活きてくるので「基本的なことは知っておいた方がいい」と思っていますが、算数の授業はひたすら計算問題を解くことに意味があるのか。好きだという漢字の授業も「ひたすら書かされるだけで楽しくない」と不満をもらします。

IQ154の“ギフテッド” 小林都央くん
仕方ないって諦めて、その間一生懸命疲れない程度にやるって感じ。何も考えなくていい。言われたことだけ従ってれば、45分であろうが、2時間であろうが過ぎていく」