【エンタメDIG】「前代未聞でも絶対できる」 なごやエンタメを全国・世界に フォーチュンエンターテイメント 谷口誠治 (全4ページ 4/4)

「無理」と言われると、やりたくなる ”なごやエンタメ”の可能性

そして2009年、名古屋に来た時にふと「東京、大阪に次ぐ大都市なのに芸能に関してはほとんどが手つかず・・・特に地元タレントが少ない」と気づき、名古屋のタレントで番組・芸能を作ることを決意しました。

フォーチュンエンターテイメント 谷口誠治社長


Q:「ボイメン」も当初は、相当冷たくされたのでは?

スタッフとかも「無理」っていうんですけど、「無理」って言われると、逆にやりたくなる性格なんですよね(笑) 人生、前代未聞だらけ・・・ 代理店の人もテレビの人も「無理無理」と・・・でもね、夢は叶えるものなんですよ。 前代未聞のことをやって失敗することはない・・・大変ですよ、でも色々工夫しながらやれば、ちゃんと前に進めるんですよ。

最初はスポンサーがいないとはじまらないから地元の「トヨタ」を意識して、「未来のエコカーをつくる」・・・みたいなミュージカルをやったんですけど、大失敗・・・ほとんどのお金が無くなって、最後は自分の好きなことをやろうと思ってやったのが「ヤンキーもの」。これが当たった・・・ 後で調べてハッ!っと思ったんですけど「なめ猫」って名古屋発のムーブメントだったんですよね。

Q:緻密に計算して成功してきたわけではない?

とにかく動きながら考えて考えて・・・という感じですね。調子が良い時でも勘違いして止まってしまったら、そこで終わると思います。長い芸能界での生活の中で「落ちる人」もたくさん見てきましたから、ずっとやり続けていかないと・・・止まって考えてしまうと、成長もそこで止まると思っています。

「生成AI」時代のリスクとは

なごやエンタメ祭り


Q:なごやエンタメ祭り ”仕掛け人”として心がけていることは?

まだ2回目なんで「大赤字」ですよ。でも5年10年と続けたら絶対に良い祭りになると信じています。私は「前代未聞」が好きなんですよね。ちょっと話がずれちゃうかもしれないですけど、「生成AI」が出てきて、今後AIが進化した時のことをふと考えると、「前例があること」をやってしまったら、観客もワクワクしないと思うんですよね。誰もやっていないこと「前例」を自ら作りたい。それが一番ワクワクするし、リスクは大きいけど、リターンも大きいから・・・

「前例がない」からリスクなのではなく、「前例がある」ことをやることが、これからの時代はリスクになると思います。確かに「前例がある」ことをやるのは(現時点においては)成功率が高いんでしょうけど、これからはますます最初にやったもん勝ちですよ!

Q:最後に 若者に対してひとこと

どんな仕事についたとしても、自分のやりがいを見つけられない限り続かない・・・例えばテレビ局に入って、「作りたい」と思っているのに全然違う部署にいて「もうダメだ」と思う人もいるのかもしれない・・・ そこで辞めちゃう人も多いのかもしれないけど、そこの中にも「自分の楽しみ」を見つけ出せる能力があるのかないのか・・・どんな環境でも それ(自分のやりがいを見つけること)をしないとシンドイだけだし、どこでどんな仕事をしていても「自分のやりがい」を見つけ出せる人は強い。

だからもう とにかく「自分しかできない」って思う。「自分が楽しめるやり方」を見つけ出すことが大事かなと思います。他人のせいにして あれが悪いこれが悪い・・・そっちの方がずっとずっと楽ではあるんですけど。

絶対できる! 僕は常に絶対できる!と思ってやっている。新しいことに挑戦して「失敗」したことはないですね。自分でとことん考えて やったことは「失敗」にはならない 絶対できますよ!


谷口誠治 フォーチュンエンターテイメント社長
1959年 生まれ 演出家・プロデューサー
元公務員(吹田市役所)で退職後はミュージカルに出演、ショー演出も手掛ける。その後 芸能プロダクションを設立。2010年以降は名古屋発のエンターテイメントを全国・世界に広げようと挑戦を続けている。

【担当:芸能情報ステーション】