盛岡市は5日、中津川沿いにあるヤナギの木の伐採作業を始めました。景観重要建造物である「茣蓙九」の塀や建物を保護することが目的です。

伐採作業が始まったのは、盛岡市の中ノ橋と与の字橋の間の中津川沿いに3本あるヤナギの木のうち真ん中の1本です。
風情ある街並みに合ったヤナギの木は、長く市民から親しまれてきましたが、成長したことで市の景観重要建造物である茣蓙九の壁や建物を損傷しているため、市が伐採を決めました。

5日は高所作業車を使って上部の枝が切られる様子を、市民が名残惜しそうに見つめていました。伐採作業は6日までで、2024年度中に壁の修繕や根を取り除く作業も行われます。

また2026年度にかけて、残り2本のヤナギの木も伐採される予定です。