自民党の総裁選挙は告示まで一週間となりました。候補者による政策発表が続く中、きのう出馬表明した茂木幹事長の発言が波紋を広げています。国会記者会館から渡部記者です。
きのう岸田総理と面会した自民党議員によると、岸田総理は茂木幹事長の会見の内容を聞き、「『あれは何なんだ』と怒っていた」ということです。
茂木幹事長はきのう、岸田政権が掲げた防衛増税などの方針を見直す考えを打ち出しました。
これに、ある「ポスト岸田」候補は、茂木氏が主君を裏切る「令和の明智光秀」と揶揄されてきたことを踏まえ、「もはや明智光秀に失礼だ」と切って捨てました。
ただ、関係者によりますと、こうした批判に茂木氏本人は「感情論に過ぎない」「こちらは財源も含めて政策論争しましょうというスタンスだ」などと話しているということで、きょう午後に行われる政策発表の中身が注目されます。
また、きょうは河野デジタル大臣も午後に政策発表を行います。河野氏はSNSなどを通じて、「被選挙権の引き下げ」や「現役世代の保険料負担の引き下げ」などを打ち出していて、周囲に対しては「総裁選では徹底的に政策の議論をしたい」と自信をのぞかせています。
一方、立憲民主党の代表選をめぐり、野田元総理も午後、政策を発表します。▼総理大臣時代に打ち出した経済対策「分厚い中間層の復活」のほか、▼政治改革などを訴える予定です。
代表選の告示があさってに迫るなか、さきほど、馬淵澄夫衆院議員が立候補を見送ることを表明し、このほか、現職の泉代表や江田憲司衆院議員、吉田晴美衆院議員は推薦人の確保に向け、ギリギリの取り組みを続けています。
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