台風10号の記録的大雨により、大分県別府市にある「堂面棚田」で、のり面が崩れ、土砂が田んぼに流れ込む被害を受けました。
国の「つなぐ棚田遺産」に認定され、昔ながらの風景が広がる別府市の堂面棚田。台風10号の影響で棚田の5か所で、のり面が崩れ、一部で土砂が田んぼに流れ込みました。

また、車や農業機械が通行する市道では、複数か所で道路が浮いた状態となっています。
(農家遠藤高幸さん)「田植えからずっと世話をしてきたのでがっかりです。収穫の時期が間近になってこういった被害が起きて非常に心配している。来年の作付けまでには工事を完了してほしい」

別府市は4日朝に現場を確認、6日から復旧作業にあたります。