「納骨堂」や「合葬墓」など多様な埋葬形態を

宮崎県日向市は2020年、お墓に関するアンケートを実施。
それによりますと、4人に1人が「将来、墓じまいをする考えがある」と回答しました。

また、市営墓地を使用している人に今後、期待するお墓の形態を聞いたところ、「従来どおりの墓地」がおよそ40%だった一方、「納骨堂」と答えた人が23%、「共同で石碑に納骨する合葬墓」と答えた人も15%にのぼりました。

こうしたアンケートの結果などを受け、日向市の市営墓地の在り方検討委員会は、「納骨堂」や「合葬墓」など多様な埋葬形態を検討するよう、市に提言しました。

(日向市市民課 本田侑也さん)
「市にとってどういった方法が最適かというところを、現在、慎重に検討しているところではあります。これからは、納骨堂であったり、例えば、最近でいうと散骨、樹木葬であったり、そういった選択肢も増えつつあるので、時代に合わせてかえていく必要が出てくるんじゃないかなと担当としては感じております」