タイトルが決まると作品が命を得て、 動き始める
(小手鞠るいさん)
「方法論は、作家によってまちまちだと思いますが、
「あ、ひとつ、重要なことを忘れていました。わたしの場合、タイトルが先に決まっていないと、
「『つい昨日のできごと』もそうでした。これは、(平凡社の)岸本洋和さんが、カーペンターズの『Only yesterday』から引っ張ってきてくださいました。
わたしのほうで、かなり古いカントリーソングの『
「『つい昨日のできごと』というタイトルをまず決めてしまって、そのあとで、作品(この場合、
「そういう意味では、何よりもタイトルが重要です。書き上げたあとで、タイトルを変えたりすると、