「ガザの人々をポリオから守るというのはものすごく重要なこと」

小説家 真山仁さん:
確かにワクチンは大事だと思いますが、公衆衛生上から言うと、優先順位が本当にワクチンが一番なのかなと思いました。

人間が生きていくためにもっと先にやらなければいけないことが、山のようにある感じがするんですが、それはどう思われますか?

清田さん:
おっしゃる通りです。ですが、「とにかく今は我々ができることをきちんとやる」というのが今一番大事なことなんです。

ポリオというのは世界的に根絶状態にあり、その中でガザの人々をポリオから守るというのはものすごく重要なことです。

過去2日間で大体15万人がワクチン接種にきましたので、そういう意味では、「その人たちの子どもを守る」ということと「戦争だけど、うちの子どもが麻痺しないように守る」という親御さんの思いに我々は答える必要があると思ってます。

小川キャスター:
できることからということなのかもしれないですね。

23ジャーナリスト 須賀川拓 記者:
ポリオのワクチンを提供している間というのは当然、限定的に戦闘が休止されていますが、ポリオのワクチンの配布が終わった後はどうなってしまうのかというのが気になるのですが。

清田さん:
本当におっしゃる通りです。ただ、まだ最初の3日間プラス4日の中部が明日で終われば、明後日からは南部で3日間プラス1日、そして北部で3日間が始まるので、わたしたちがやることはまだまだ非常に多いので、その準備に追われています。

ただそれが全て終わった後に、本当に早く停戦になってほしいなと思っています。

今回、ワクチン接種をやっているところで戦闘が休止になっているので、ワクチンを接種しに人が結構来ます。

家族連れで子どもが着飾って来ている人が非常に多く、「なんで(着飾っているの)?」と聞いたら、「家族全体でこんなに安心して外に出られることが今までなかった」と言って笑っていたので、ぜひその思いが続けばと思ってます。