ウクライナ中部ポルタワ州にロシア軍によるミサイル攻撃があり、少なくとも41人が死亡、180人以上がケガをしました。ゼレンスキー大統領が明らかにしたもので、弾道ミサイル2発による攻撃で教育・医療関連施設が標的にされたとしています。

また、ウクライナ国防省によると、ミサイルは空襲警報が鳴った直後に着弾し、「多くの人がシェルターに避難しようとした際に巻き込まれた」ということです。

AP通信などは、犠牲者数はおととし2月の侵攻後、最大規模だと伝えています。

ゼレンスキー大統領は、「ロシアは、この攻撃の代償を必ず支払うことになるだろう」と警告したうえで、「ロシアのテロから我々を守ることができる長距離攻撃が今必要だ。1日遅れることでより多くの人命が失われる」として、各国に対して防空システムやミサイルを早急に供与するよう訴えました。