プールの存続を求めて住民らが監査請求
プールの改修費の算定はずさんだったのではないか。町に話を聞くと次のように答えた。
(平群町教育委員会 川西貴通教育部長)
「当時の見積もりが概算ですけれどもあったということでそれを参考にした。(改修費が)きっちり5億4000万円じゃないというチェックは甘いかもしれません。(Q住民で改修費が違うならプールがあった方が良い人もいるかもしれないが?)それはおられるかもわからない。(Q説明は適切だった?)難しいところですね。判断が変わるかというと、それなりの金額が必要ではないかなというのが今の思いなんです」
そして8月31日、須藤さんら住民グループは「必要ない工事費が計上されるなど改修費の算定はずさんだ」などとして、プールの存続を求める住民監査請求を行った。
(須藤啓二さん)
「(営業年数は)今でもまだ28年しか経っていないんですね。そういう意味ではまだまだ私は使える施設だと思いますので、ぜひ存続して欲しいと願っています」
町のずさんな対応により姿を消そうとしている町民の憩いの場。行政の説明責任が問われている。
(2022年8月31日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特命取材班スクープ』より)