反社会勢力のいない明るい街づくりを目指して宮古島市で暴力団等追放市民総決起大会が開かれました。
この大会は、官民一体となって暴力団など反社会勢力を追放しようと開かれたもので、会場には飲食業組合など関係団体や市民が集まりました。
▽新垣健一郎 宮古島署長
「資金獲得や組織勢力拡大を狙う暴力団の行動原理からすると、これまで以上に実態を潜在化させ、活動の悪質・巧妙化が懸念されるところ」

宮古島警察署の新垣健一郎署長は「暴力団はトクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)と呼ばれる反社会勢力との関係を更に深めていくと考えられる」などと述べ、暴力のない安全で明るく住み良い地域社会の実現に向けて、関係機関が取り組みを継続するよう協力を求めました。
最後に宮古島社交飲食業組合の奥平玄信さんが、「暴力団を恐れない、利用しない、金を出さない」などの大会スローガンを読み上げ、集まった市民らは暴力団追放への決意を新たにしました。
(8月29日 宮古島通信員 大浦将人)