三重県の一見知事は、台風10号の大雨の影響で堤防の一部が崩れた松阪市の川を訪れ、現場の復旧状況などを確認しました。

8月31日、台風10号による大雨で、松阪市の堀坂川の堤防が約20メートルに渡って崩れているのが見つかりました。

9月3日午前9時ごろから三重県の一見知事が現場を訪れ、県の担当者から被害状況や復旧について説明を受けました。

堀坂川では、大型の土のう約100個を積み上げるなど応急工事が完了していて、流域の田牧町52世帯に出されていた避難指示も2日に解除されています。

(三重県 一見勝之 知事)
「どういう状況で欠損したのか原因を究明して、本格的な復旧に入っていきたい」

三重県は今後、国とも連携しながら、本格的な復旧に向けて工事方法などを決める方針です。