きのう午後、酒田沖で海に浮かんだ男性が発見され、その後死亡が確認されました。

鶴岡市三瀬では、先月30日に無人の船が発見され、所有者で漁師の83歳の男性が行方不明となっていて、酒田海上保安部が死亡した男性の身元の特定を進めています。

酒田海上保安部によりますときのう午後4時10分ごろ、酒田市高砂の酒田灯台から西におよそ2.7キロの海上に人が浮いているのを通りかかった船が発見しました。

酒田海上保安部が引き上げたところ、漂流していたのは男性で、その後、死亡が確認されました。

先月30日、鶴岡市三瀬では無人の漁船が漂着しているのが発見されています。

この漁船は酒田市の漁業、菅原喜芳さん(83)が所有するもので、菅原さんは
船が発見された日に漁に出てから行方不明となっています。

酒田海上保安部では、死亡が確認された男性は菅原さんの可能性もあるとみて、調べを進めています。