先月31日は立春から数えて210日目にあたり、昔から台風が来る時期と言われています。米どころの岩手県遠野市で今月1日、台風で農作物に被害が出ないようにと願う雨風まつりが行われました。
祭りが行われたのは昔ながらの山里の暮らしが体験できる施設「遠野ふるさと村」です。祭りに先立ち、花巻市と千葉県からきた観光客が魔除けのわら人形作りを体験しました。人形作りはひとつかみほどの稲わらをつかって行い、手足の部分はわらを三つ編みにして作ります。
準備が整うと40人ほどがわら人形のほか、「台風退散」や「五穀豊穣」などと書かれたのぼり旗を手に施設の中を練り歩き、これ以上自然災害が起きないことを願っていました。