来月行われる自民党総裁選、大きな争点の一つが政治改革です。自民党はきのう、派閥の裏金事件を受け党幹部が全国を回って地方の声を聞いた対話集会の総括を公表しました。改革姿勢を疑問視する声が相次いでいます。
きのう、総裁選への出馬表明をおこなう予定だった小泉元環境大臣。台風の影響で日程の変更を余儀なくされる中、報道陣に公開したのは…
小泉進次郎元環境大臣
「皆さんこんにちは、小泉進次郎です。この度、総裁選の立候補にあたり、新たにこのYouTubeチャンネルを開設しました」
総裁選に向けたSNS動画を撮影した小泉氏。来週6日に出馬会見を開く予定ですが、政治と金の問題に終止符を打ちたいとの考えを示しました。
自民党 小泉進次郎元環境大臣
「政治と金の問題に未だにけじめがつかないことを変えたい。この総裁選を信頼回復の一つの大きなきっかけにできるようにしていきたい」
各候補が「政治改革」を訴え、総裁選への支援を呼びかける中、自民党はきのう、党幹部が党員などから意見を聞くため全国で実施してきた対話集会の総括を公表しました。
これまで地方組織からは…
車座対話の参加者(ことし5月)
「国会議員がここらで本当に腹をくくって覚悟を決めて責任を取ろう。それくらいの姿勢がなかったら、もう何をやったって功を奏してこないだろう。本当に国民をなめるな」
こうした地方の声は、一体、どのように総括されたのでしょうか。
「政治倫理審査会での弁明で政治不信に拍車をかけた。責任も取らず見苦しい」
「民間なら不祥事への関与問わずトップが責任を取るが、それがない。総裁を含め執行部総入れ替えくらいの刷新感を出してほしい」
公表された文書に並ぶのは「処分が甘すぎる」といった言葉。党幹部の対応に対する地方の不満が浮き彫りとなりました。
来月の総裁選では、裏金事件に対し、「ポスト岸田」候補がどのような「けじめ」をつけるかが焦点の一つとなりますが、ある陣営の幹部からは、こんな後ろ向きの声も聞かれます。
「ポスト岸田」候補の陣営幹部
「総裁選は党内の力学で決まる。政治改革に踏み込むのはコストパフォーマンスが悪すぎる」
信頼回復に向けた姿勢を示せるのか。総裁選では、その本気度が問われます。
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