台風10号周辺の発達した雨雲の影響で山梨県内は来月3日にかけて広い範囲で大雨となる見込みです。

気象台は土砂災害への警戒を呼びかけています。

台風10号は瀬戸内海をゆっくりとした速度で東に進み、あさってごろに熱帯低気圧に変わる見込みです。



きのう午前6時の降り始めからの降水量は山中湖で271.5ミリ、上野原で205.5ミリ、甲府で90.0ミリなどなっています。



県内は台風周辺の発達した雨雲の影響で来月3日ごろにかけて広い範囲で雷を伴った激しい雨が降る見込みです。



きょう午後6時からの24時間に降る雨の量は多い所で峡南と東部・富士五湖で150ミリ、中北と峡東で120ミリ、その後の2日間もそれぞれ150ミリから200ミリと予想され総雨量は増える見込みです。

気象台は少ない雨量で土砂災害の危険性が高まるおそれがあるとして警戒を呼びかけています。