「やめたい」と連絡すると「断ったりしたら家を燃やしに行く」

Aさんは、SNSを通じて身分証の画像などを送り応募したところ、仕事に使う書類が届いたという。
(Aさん)「自分の顔写真と○○警察署、生活安全課とか書いてあって、偽名として書いてあったのが、『竹内豊』って名前だったんですよ。(偽造された身分証をみて)さすがにまずいんじゃないかと」
これは闇バイトだと感じたAさん、「やっぱりやめたい」と連絡したところ、こう脅されたという。
(Aさん)「親の連絡先とか家もわかるから『もし君が断ったりしたら家を燃やしに行く』とか『親どうなってもいいの』とか。親がどうのこうのって言われたら、もう逃げられないという感じではありましたね」
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Aさんの話から浮かび上がってきたのは、末端の受け子や出し子の弱みを握り、特殊詐欺に手を染めさせていくグループの歪な構造だった。
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結局、自分に指示を出していた人物の名前や顔も分からないまま罪を犯してしまったAさん。服役中に使っていたノートには、反省や後悔の念がつづられている。
【服役中に使っていたノートより】
「本当に申し訳ない」
「忘れないで一生償う」
(Aさん)「取り返しのつかないことをやってしまって本当に申し訳ないという気持ちと、もっと周りに相談して落ち着いて行動すればよかったんじゃないかとはやっぱり思いますね」
一度足を踏み入れると抜け出すのが難しい特殊詐欺グループの実態。














