地域の魅力を再発見するため子どもたちが向かったのは海。岩手県山田町の児童が29日、地域の魅力を学ぶ授業の一環として、山田湾でカヌーやサップなどのマリンスポーツを楽しみました。

「山田の学び」と題したこの取り組みは、山田町が町内の小学6年生と中学3年生を対象に地域の魅力を再発見してもらおうと5年前から行なっているものです。
29日は山田小学校の6年生26人が、山田湾内のオランダ島でカヌーや、サーフボードの上に立ってパドルを漕いで進むサップを楽しみました。

(児童は)
(何が印象に残っていますか?)「カヌーとSUPです。意外と立っても漕げたので得意なのかなと思いました。家族や友達に伝えたいです」

山田町では職員がマリンスポーツの指導員の資格を取り、子どもたちの体験をサポートすることで地域が誇る海の魅力を伝えています。

(福士悠太さん)
「身近にある山田の海の魅力を知ってもらって山田の町を好きになってもらって魅力を外の人にも発信してもらいたいと思ってやっています」

「山田の学び」は30日も行われ、豊間根小学校の6年生がマリンスポーツを体験します。