えっぐおじさんが、こどもたちに伝えたいこと

菊地克三さん:
「えっぐおじさんは小学校6年間(運動会で)ビリでした。勉強も嫌いで成績も悪かった。でもね、たった一つだけ好きな事があった。なんだと思う?絵を描くこと。みんなにきょう伝えたいのは、一つの得意な事を見つけたらそれをずっと続けてごらん。きっと素晴らしいことが待っていると思います」

この日は、小学1年生から3年生、19人が参加しました。迷わず絵を描き始める子、何を描こうかゆっくり考える子、「えっぐおじさん」はひとり一人に優しくアドバイスします。1時間後、みんなの作品が完成しました。

参加した児童:
「いつもだと捨てるけど、これを作るとタマゴの殻があんまり無駄にならないので楽しくできるなって家でも作ってみたいなって」
菊地克三さん:
「こどもたちのエネルギー、素直さとかいろいろなことを感じることができる。タマゴって壊れやすい。(こどもたちには)いたわれば壊れやすいタマゴでもちゃんと大切な宝物になる、そんなことを感じてもらいたい」

タマゴの殻に思いを込めて。「えっぐおじさん」はこどもたちに笑顔を届け続けます。

菊地さんは活動を通して、得意なことを長く続けてほしい、創意工夫の大切さ、タマゴの殻をいたわるように人の心を思いやる事を忘れないでという思いを伝え続けたいと話していました。