老朽化と費用高騰で建て替え断念

ただ、開業から23年が経過して建物や設備が劣化したため、運営会社は建て替えを含めた大規模工事を検討していました。

しかし、建設コストの高騰をはじめ、人件費や仕入材料費の上昇、さらには人材の採用難などで今後の経営環境が厳しくなることが予想されたため、施設の売却を決断したということです。

利用客
「閉館ということで、最後の温泉を楽しみに来ました。食事もおいしい、ビュッフェがあって。また復活してください」

「小さい子からお年寄りまで利用できる。他にこういう施設ってないじゃないですか、博多とかこの近くで。だからそういう施設がまた出来たらいいなと思っているんですけど」

不動産関係者などによりますと、売却先は、パチンコ店やゴルフ場、フィットネスジムなどを手がけるレジャー・アミューズメント企業の「ユーコーラッキーグループ」で、10月にも工事がはじまる見込みです。