台風や大雨の際に危険性が指摘されているのが、福島県内で相次いで確認されている危険な盛り土の問題です。西郷村で積み上げられた盛り土について、福島県は28日、周辺の住宅に被害が及ぶおそれがあるとして、行政代執行での撤去に踏み切りました。
28日午前10時。
県南建設事務所・手塚孝良所長「盛土規制法に基づき行政代執行を開始します」

阿部正輝記者「行政代執行の宣言がなされ、土砂の撤去を行う重機が今、盛り土の造成地内に入っていきます」
西郷村真船の住宅のすぐそばに積み上げられた大量の盛り土。高いところで22メートルあり、これまで崩落などを心配する声があがっていました。