2023年11月、静岡県伊豆の国市で祭りの山車が横転し、1人が死亡、10人あまりがけがをした事故で、静岡地検沼津支部は40歳の男を在宅起訴しました。一方、祭りの主催者である70歳の男性については、不起訴処分としました。

在宅起訴されたのは、伊豆の国市に住む40歳の男です。

この事件は、2023年11月、伊豆の国市で祭りの山車が坂道で横転し、山車の上から転落したり、巻き込まれたりして、1人が死亡、10人あまりが重軽傷を負ったものです。

警察は2024年2月、山車の関係者に適切な指示をしなかったなどとして、誘導責任者を書類送検していました。

一方、祭りの主催者である男性(70)も書類送検されていましたが、静岡地検沼津支部は27日付で不起訴処分としました。検察は不起訴の理由を明らかにしていません。