品薄のワケは?いつ解消されるのか?
コメが品薄になっている背景について、坂本農林水産大臣は27日の会見で、端境期で在庫が少ないことや、地震や台風に備え需要が伸びたことなどを挙げました。
坂本哲志農林水産大臣:
「6年産米の生育は順調に進んでいる。平年より1週間程度収穫が早まる産地もあり、合わせて出荷も前倒して行われる見込み。このためコメの品薄状況は今後順次、回復していくと見込んでいる」

坂本大臣はこのように述べ、消費者に冷静な対応を呼びかけました。
また、坂本大臣は備蓄米放出の要望が出されていることについて「民間流通が基本となっているコメの需給や価格に影響を与えるおそれがある」として慎重な姿勢を示しました。