バブル世代、氷河期世代 ゆとり世代ーー。
それぞれの世代の価値観や境遇の違いに、羨んだり驚いたりすることも多いのではないでしょうか。
“母親の人生が羨ましい”。そうつぶやいた10代のSNSの投稿が反響を呼んでいます。

■「(母親に)“私の時代は楽だった”って言われて」

『母親の人生が羨ましい。好景気で就職先選び放題で、高級ディナーとかカラオケとか行きまくって、夏は花火、冬はスキーデートして豪華な結婚式、新婚旅行はオーストラリア。都会に建てた一軒家。今も専業主婦で、趣味は韓ドラ鑑賞とピアノ』

集まった“いいね”の数は10万超。
バブル時代を過ごした母親に対する娘の羨望のつぶやきです。
投稿したのは、50代の母親を持つ19歳の女子大学生。

投稿主 大学生1年生(19):
「(母親に)“私の時代(バブル世代)は楽だったけど、いまの時代は厳しいから、勉強とかいろいろがんばれ”って言われることが多くて。親の時代って羨ましいなと思って、何気なくツイートしました」

そもそも『バブル世代』とは、1980年代後半のバブル景気時代に就職した世代
ディスコで女性たちが舞い踊り、街ではタクシーを捕まえるのも一苦労。結婚式では、ゴンドラを使う豪華な演出など羽振りの良い時代。「アッシー・メッシ―」などの言葉も生まれ、人気のレジャーは「高級リゾート」。

コメンテーター 平野ノラ:
私小学生だったんですよ、バブル時代。周りにいた親だったり大人が本当にキラキラしてて、輝いてたんです。私もこういう大人になるんだって思って生きてたんで。