大谷翔平選手がフォーティ・フォーティと呼ばれる「40ホームラン40盗塁」を達成しました。この記録、どのくらい凄いのでしょうか?
大谷の「40-40」何が凄い? メジャー史上6人目の大記録

良原安美キャスター:
大谷翔平選手が「40-40」、40本ホームラン、40盗塁を達成しました。メジャー史上6人目の偉業です。しかも126試合での達成は史上最速ということです。
大谷翔平選手
「40-40が目的ではなくて、勝つための手段としてそういう記録が作れたのはうれしい」
井上貴博キャスター:
120年くらいのメジャーの歴史で、世界のトッププレーヤーが挑んできましたが、達成したのは5人しかいないんです。それをリハビリ中のピッチャーが史上最速で成し遂げたことがすごいんです。
ホームランと盗塁は、相反するんですよね。パワーとスピードは相反する。筋肉をつけるとパワーは出るけど、筋肉つけすぎるとスピードが出なくなる。
合っているかわかりませんが、パワーリフティングの選手が100m走で優勝するような感じだと思います。
ホラン千秋キャスター:
120年くらいの中で5人しかいないことが、まずすごいことじゃないですか。それを軽々と成し遂げているように見えてしまうので、「40-40って通過点じゃない?」くらいの気持ちになってしまうほど、大谷選手は偉業をたくさん達成されていますよね。
産婦人科医 宋美玄さん:
ホームランはいつもニュースになるけど、盗塁もこんなにしていたんだと思いました。確かに、全然方向性の違う能力ですよね。
井上キャスター:
おそらく、どうやってこれを伝えればいいのか、野球関係者は全員もどかしいと思います。